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「CO-FUKU masQ/コオフクマスク」 をご紹介いたします!

2021.1.29
株式会社アダストリア・ゼネラルサポート

現在、WEB ストア .st(ドットエスティ)で
販売している「CO-FUKU masQ/コオフクマスク」についてのご紹介です!

「CO-FUKU masQ/コオフクマスク」とは、「マスク」をテーマに、障がいのある人が抱える困りごとを理解し、リデザイン、カタチにし、成果発表を行う任意団体コオフクの活動です。

アダストリアグループでは、様々な活動一つとして、ファッションが持つ新たな発想と自由なアイデアで社会課題の解決と認知拡大を目指す任意団体コオフクの方針に賛同し、(株)ワールド、(株)三陽商会と共にこのワークショップに参加しました。

≪ワークショップ≫
開催日時:2020 年 8 月 1 日(土)・22 日(土)の 2 日間
参加者:全国各地から2日間で約100人(性別・年齢・障がい関わらずに一般公募による参加)
会場:ZOOMを用いたオンライン上

アダストリア・ゼネラルサポートからは 小林美佳さん、内藤丘さん、鳥居麻衣さんがこのワークショップに参加しています!


▼「CO-FUKU masQ/コオフクマスク」はこちら
https://www.dot-st.com/lab/disp/CSfDispListPage_001.jsp?dispNo=002100006

<任意団体コオフク>https://co-fuku.com/


代表して2日間ともオンライン参加された小林美佳さんにワークショップの様子と感想をお伺いしました。


≪全体の様子≫
参加人数が多いワークショップだったので、10人前後の計6チームに分かれて、5つのテーマからそれぞえ与えられた内容でディスカッションをしました。

テーマ 1:『マスクが見えない・見にくい』を考慮したマスクをリデザインします。
テーマ2:『マスクをつけられない・ はずしにくい』をリデザインします。
テーマ3:『マスクをつけられない・はずしにくい』を、“藍染め“を用いてリデザインします。
テーマ4:ふだんの生活でマスクを外し・置く・ しまう「マスクケース」をリデザインします。
テーマ5:マスクの息苦しさをリデザインします。

ひとつのアイデアやデザインに対して、皆で「イイネ!」や「NG」を掲げるなど、オンライン上で一斉に意思表示ができるよう工夫されていて、とてもスムーズにディスカッションが出来たと思います。

私の参加したチームは『テーマ4:ふだんの生活でマスクを外し・置く・ しまう「マスクケース」をリデザインします。』がテーマでした。

≪1日目≫
車いすを利用されているご家族から、
「替えのマスクをさっと取り出しやすいように、車いすに掛けられるようなループ付き(取っ手)が欲しい」と意見があがりました。

さらに「マスク交換の時に一緒に使う除菌液やウェットティッシュも入れられるちょっと大きめなケースも欲しい」と追加意見があり、どんどん話が進んでいきました。

私自身握力が弱いので、
「ボタンだと開け閉めが大変。マグネットやマジックテープが嬉しい!」と言うと

すぐに他の方から、
「やはりマグネットだと重く感じる」
「固いマジックテープだとゴワついて、頻繁に使うと繊維が絡んで汚く見えちゃう」
など素材の話へと発展し、オンライン上でも活発に意見を言い合うことができました。

≪2日目≫
デザインを中心にディスカッションが進められました。
シブヤフォントから、どの柄が良いのか話し合いをして決めました。

<シブヤフォント>https://www.shibuyafont.jp/
渋谷でくらし・はたらく障がいのある人の描いた文字や数字を、
渋谷でまなぶ学生がフォントとしてデザインしたパブリックデータ


≪感想≫
2日間のワークショップの後、アダアストリアの担当の方から
「柔らかい素材のマジックテープがありますよ!」と、
私たちの希望に沿った素材があることを教えて下さったことが、とても嬉しかったです。 
障がいのあるなしの垣根を越えて、それぞれがお互いの立場になって一緒にモノ作りをしていることが実感出来て とても感動しました!
本当に貴重な体験が出来たと思います!


小林さんからお話しをお伺いして、皆さんがとても楽しんでワークショップをオンライン参加された様子が伝わってきました。

現在、WEB ストア .st(ドットエスティ)では「マスク」だけではなく、
小林さんチームの意見が反映された「マスクケース」も一緒に販売されています。

公共の場での「マスク」がエチケットの一つとして定着した今、便利な「マスクケース」はギフトにもオススメです!

是非、チェックしてみてください!


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