ニュース

「アダストリア・ゼネラルサポート」が アパレルに特化した就労移行支援事業に参入!

2023.3.10
株式会社アダストリア・ゼネラルサポート

株式会社アダストリア(本部:東京都渋谷区渋谷2-21-1、代表取締役社長:木村 治)の特例子会社「アダストリア・ゼネラルサポート」は、創立10周年を迎える2023年春、店舗で活躍する障がい者スタッフをサポートしてきたこれまでの経験を活かし、アパレル店舗のバックルーム業務に特化した就労移行支援事業所「アグスキャリア福岡はかた」を4月1日(予定)より開所することをお知らせいたします。


「アグスキャリア」は、企業への就職を目指している障がいのある方を対象に、アパレル店舗など、アパレルに関わるお仕事に必要な知識やスキルを身につけるための就労移行支援事業所です。アダストリアグループの特例子会社であるアダストリア・ゼネラルサポートが運営し、利用開始から就労準備支援、就職後までをサポートいたします。
長年、アパレル店舗で働く障がい者スタッフをサポートしてきた経験を活かした独自の就労移行支援で、アダストリアグループに留まらず、様々なアパレル企業に就労し活躍してもらうことを目的としています。2023年4月1日に福岡県福岡市に事業所第1号を開所し、今後は順次、全国の大都市へサービスを拡大していきたい考えです。

■事業参入の背景
アダストリア・ゼネラルサポートは、障がい者雇用の促進とグループ企業の総合サポートを目的に、2013年に設立されました。設立当初から、グループ企業の経理・人事業務サポート、キズもの商品の仕分け業務を主としておりましたが、2015年より、グループ店舗のバックルームで、商品整理や品出し、マネキンやトルソーにセレクトした洋服を着せる業務や、清掃業務などの店舗サポート業務を新たに設け、現在同社所属の障がい者スタッフのおよそ半数にあたる約100名が、店舗のバックルームで活躍しております。
障がい者スタッフを支援するスタッフは店舗経験者で、受け入れる店舗側の考えも熟知し、業務のポイントを分かりやすく伝えることができるため、店舗サポート業務に従事する障がい者スタッフの定着率も安定していることから、そのノウハウを活かした本事業を開始する運びとなりました。


■日本の障がい者雇用について
 日本における障がい者数は約964万7,000人に上り、民間企業における障がい者就業数は61万人余りと過去最高を更新しています。(*令和4年内閣府障がい者白書及び厚生労働省令和4年障害者雇用状況の集計結果より抜粋)しかしながら、健常者と比較してまだまだ雇用機会は少なく、その職種も事務職や倉庫等での軽作業、工場等での製造・組立作業が中心で、選択肢の幅が広いとは言えないのが現状です。
 2023年度より、民間企業における障がい者の法定雇用率が、現在の2.3%から段階的に引き上げられ、2026年度までに2.7%にすることが義務付けられています。
今後ますます、就労を希望する障がい者が活躍できる環境を拡大していくために、企業側には雇用率を達成することと同時に、「働きたい障がい者=人財・戦力」と捉えた職種・業務内容の拡充や、定着率を高めるインクルーシブな社風を醸成していくことが求められると考えています。

■就労移行支援事業所「アグスキャリア福岡はかた」について
<運営会社> 株式会社アダストリア・ゼネラルサポート
<住所> 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前1-23-2 パークフロント博多駅前一丁目3F
<電話> 092-433-0488 月-金 11:00-17:00(祝日/年末年始を除く)
<メール> ags555@adastria-gs.co.jp
<URL> http://www.adastria-gs.co.jp/agusucareer/


一覧に戻る